暦の上では春になりました。特別な存在である立春についてみていきましょう!
1年の始まり
昔は「立春」から1年が始まったそうです。
昔の「新年」になるので、節分は大晦日にあたりますね。
二十四節気もこの日を基準にして始まります。
この他、八十八夜、二百十日などの雑節もです。
ちなみに、二十四節気はこの日だけではなく、この日から約2週間ほどの期間のことを指します。
なぜ「立」が付くのか?
「立つ」にはそのままの意味の他に“旅に出る”“出発する”“ここから動き始める”という意味もあります。
つまり、ここから春が始まるということです。
この他の立夏、立秋、立冬も同じで、ここからその季節が始まります。
本当に春になるの?
春が始まるとは言うものの、まだまだ寒さが続きますますよね。
ただ、気象庁の平年値を見てみると、だいたいこの時期から気温が上がっていきます。
ときどき寒気が流れ込んで寒さの戻る日もありますが、ゆっくりと気温があがっていくのです。
季節は寒くなったり暖かくなったりと、一進一退を繰り返しながら変化するものなのでゆっくりと待ちましょう。
春のおまじない
この時期のおまじないがあります。
それが「立春大吉」です。
この文字を書いたお札を家の玄関に貼り付けておくだけです。
どういうことなのか?
この文字をよく見ると左右対称です。
見た目のバランスが良く安定していると考えられました。
左右対称に見えるため、裏から見ても同じカタチに見えます。
裏から見ても同じであることが重要なのです。
昔、この紙が貼られた家に鬼が入ろうとしました。
ところが、入ったときになんとなく振り返ると同じ文字が見えます。
「あれ?今、家に入ったと思ったけど、まだ入ってなかったか…」
と勘違いをして家から出て行ってしまったという逸話があります。
そこから魔除け、おまじないとされているそうです。
立春は再チャレンジ?
立春は新しい年が始まって1ヶ月ほどたった時期です。
その年の初めに「今年の目標」を立てた人は多いのではないでしょうか。
ですが、なかなかうまくいかず、すでにあきらめてしまった人も多いのでは?
でもあきらめるには早すぎます!
立春は1年の始まりでしたよね?
このため、今年の目標がうまくいっていない人も再チャレンジする良い機会なのです!
無理のないように少し修正して、新たな気持ちで頑張りましょう!
そんな私も立春からこのブログをやり直しています笑
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